新型コロナウイルス

こんばんは。

久しぶりのブログ更新です。

年明けからは新型コロナの影響で診療所も大変なことになっていました。

特に2月は発熱で来院された方はコロナではないほうが珍しい位でした。

ここ最近は報道のように感染者はかなり減ってきております。

一方、例年よりその他の感染症(咳、鼻水、熱、のどの痛み、発疹)なども増えていることを実感しています。

一概には言えませんが、コロナは39度前後の高熱、のどの痛み、軽い痰がらみが出ている方が多い印象です。その他、症状は様々です。嘔吐から始まる人、関節痛だけあるひと、熱以外の症状は全くない人。濃厚接触者の場合は熱がなくて、多少の咳や咽頭痛でも陽性となる方がみられます。

一方でいわゆる風邪は37~38度前後で様々な症状を呈している印象です。最近、熱がなく、咽頭痛の症状で来られるお子さんも多く、検査して陰性の方が多いです。これらはいわゆる季節の変わり目の風邪(コロナ以外のウイルス感染)が多いのかなと思います。

発熱は上記の感染症以外にも多くの原因、疾患があるので、決めつけて診察しないよう心がけています。

診察でのコロナの判断は難しいです。のどの所見もリンパ節が赤くはれている人もいれば、全く所見のない方もいます。

当院での検査するかどうかは、熱の上がり具合、本人のぐったり具合、のどの所見、周囲の流行状況、ご家族の検査希望など、総合的に判断しています。

天候がまだまだ不安定ですので、食事、睡眠、運動、手洗いうがいなど体調には気を付けましょう。

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